大学を卒業してから東京の大学病院の小児領域で3年間働きました。大病院の小児は重篤な患児が多く、苦しそうな患児の傍らに立つ毎日に、もっと患児に寄り添える環境で働きたいと感じるようになりました。心機一転、保育園の養護職員として働きながら、いろいろな病院の一時勤務などをしているときキャップスクリニックに出会いました。男性だからと敬遠されることもなく、自由な雰囲気でみんなが意見を交し合いながら働く空気感に惹かれて入職しました。
病院勤務の頃は時間が無くホームケアの相談に乗ったり、患児のご家族のお話を聞いたり、心のケアに時間を充てられず、もどかしい思いをしたこともありました。しかし、キャップスクリニックでは「患者さまのため」と思うことを存分にできて、「自分のエネルギーを分け与えることができる」と感じています。困ったことがあれば他拠点でも気軽に電話で相談できますし、他拠点で新鮮な気持ちで働けたり。今やれることをやり尽くせる充実感でいっぱいです。
「子どもたちが早く元気になるために、そして家でも元気で過ごせるために、できることは全部してあげたい」。そう思っていた僕がこのクリニックで働くのは当然の流れだったかもしれません。今までの経験で得た知識やスキルをフル活用して、本当に自分が求めていた看護ができています。昔の自分と同じように感じている人がいたら、小児の経験がなくても一から教えてもらえる研修があるから大丈夫。安心して飛び込んできてください!